香港HutchisonのプリペイドSIMをiPhoneで使う場合の注意点

香港に行ってきました。
HuchisonのSIMをiPhoneに入れて通信しようと思ったのですが、なかなかうまくいきません。理由は簡単だったんですが、つい忘れてしまっていたので備忘しておきます。

まずは私の状況から。
香港版iPhone 4を所有しています。日本では日本通信のb-micro talkingSIMプラチナサービスを契約しており、プロファイルを使ってWebアクセラレーターを設定しています。

ここが問題でした。日本通信のプロファイルの通信設定が残っていたためにHutchisonのAPNを設定しても正常にデータをやりとりできなかったのです。うっかり忘れていました。

解決方法はプロファイルを削除すること。これで問題なく通信できました。
あとはAPNをデフォルトのmobile.three.com.hkではなくipc.three.com.hkに設定すれば通信できます。

簡単なことですが気づくまで時間が掛かってしまいました。情けない。


もう一つ、今回は関係なかったのですが意外に見落としがちな点を一つ。

SIMロックフリーのiPhoneを持っていて上記のSIMを現地で購入して使おうとする方もいらっしゃると思いますが、この場合は要注意です。なぜなら

・HutchisonのSIMをiPhoneに入れた状態でiTunesと同期してキャリア設定をアップデートする必要がある

からです。理由は長くなるので割愛しますが、キャリア設定をアップデートしなければAPNを設定する項目が現れません。
従ってこのSIMを現地で買う場合の対処方法としては

・自分のiPhoneに上記SIMを入れてからショップでiTunesと同期してもらう
(やってくれるのか知りませんし、そもそも他人のPCと同期したくありませんよね?)
または
・自分のPCを持参し、SIMを購入してiPhoneにセットしてからiTunesと同期する

しかありません。

面倒ですね〜。あらかじめ日本でSIMを入手して同期しておく方法もあります。

なお、iPhone以外のSIMロックフリー端末はこんなにややこしい内容は関係ありません。買えばAPNさえ設定すればすぐに使えます。

また、このエントリで用いたSIMはHSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Cardです。現在売られているSIMでも同じことが起きるのかは分かりません。

iPhoneがiTunes不要、あるいはクラウド化してくれるとうれしいのですが・・・
その方がPCを持っていない人も使えて便利だと思うんですけど。

ちなみにこの画像はエントリの内容とは関係ありませんが、海外SIMを日本でローミングさせたときの表示。いつもの"NTT DOC..."ではなく、ちゃんと"NTT DoCoMo"と表示されています。

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